株式会社L is B(エルイズビー 本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:横井 太輔、以下「L is B」)は、2025年9月2日に開催したユーザー向けイベント「L is B User Conference (LUC2025)」にて、現場向けチャット「direct/ダイレクト」を現場のDXプラットフォームとしてさらに進化させる「現場AI × direct」構想を発表しました。
現場業務で毎日活用されている「direct」から直接呼び出す現場AI機能「directアシスタント」を2025年10月3日にベータリリースすることをお知らせいたします。

背景
現場の人手不足は、単なる一過性の現象ではなく、日本社会全体が抱える「人口減少・少子高齢化」に起因する構造的課題です。就業者の高齢化と若手不足、労働環境問題、技能継承の停滞など複合的要因が重なり、結果として現場の需給逼迫という形で市場に現れています。
この問題に対して、弊社は現場DXプラットフォームの開発、提供を通じて常に取り組んでまいりました。「direct」は少ない人数で生産性をあげることを目指した現場DXプラットフォームです。建設業・大手企業を中心に豊富な導入実績があり、5,500社超※の様々な現場で利用されているサービスです。(※弊社「2025年 12月期 第2四半期 決算説明資料 P.8」より)
L is Bは、日々の現場で蓄積されていくチャットデータに着目し、この蓄積された膨大なデータを当社が提供するAI「directアシスタント」で活用することで、現場ナレッジの体系化とベテラン、若手間のノウハウ共有を実現し、生産性向上につなげてまいります。

「directアシスタント」とは
「directアシスタント」は、「direct」からスムーズに利用できる生成AI機能およびAIエージェントです。なお、AIは手段であり、使うことが目的ではありません。現場の利用者がAIを意識することなく、すでに手元にある「direct」を通じて自然に利用できる世界を目指します。
課題解決に向けた活用イメージ
現場では日々、多数のメッセージが飛び交い、若手は情報を整理できないまま業務を進めてしまう場面が少なくありません。その結果、依頼や指摘の見落としが発生し、業務の停滞や安全リスクにつながります。「directアシスタント」は、安全パトロールなどで寄せられる指摘を整理し、添付された画像解析による解説と過去のチャットデータをもとにしたアドバイスで若手の判断をサポートします。

今後も専門情報や社内文書を対象としたRAG強化、画像解析・画像生成、音声対話、専門AIエージェントも構想しています。順次、公表いたします。
今後について
2025年10月3日「directアシスタント」をベータリリースいたします。現場でトライアルいただき、技術検証を重ね、正式リリースに向けてブラッシュアップしていきます。なお、ベータトライアルをご希望のお客さま向けのお申し込み方法およびご利用条件等につきましては、別途、ご案内いたします。

現場向けビジネスチャット「direct/ダイレクト」について
お客さまの声とともに進化を続ける現場向けビジネスチャット「direct」は、文字のやりとりだけでなく、現場で撮った写真や図面ファイルを使った情報共有、緊急時の連絡手段として、現場で働くフィールドワーカーの方々に広くご活用いただいています。導入企業は5,500社を超え、建設やインフラ、設備、製造、流通、小売、金融、不動産などさまざまな業界の現場で広がっています。
現在は、チャット機能に加えて、タスク/スケジュール/掲示板/日程調整など、業務アプリ「direct Apps」と連携して、現場の業務効率化を推進しています。
「direct」の主な機能
◯トーク ◯通話機能 ◯スタンプ ◯ファイル添付 ◯音声入力 ◯ノート機能 ◯アンケート機能
◯写真加工機能 ◯ゲストモード ◯既読・未読 ◯ブックマーク ◯一斉連絡
◯セキュリティ機能 ◯タスク ◯スケジュール ◯掲示板 ◯日程調整
「direct」サービスサイト:https://direct4b.com/ja/
【報道関係お問い合わせ先】
株式会社L is B PRマーケティング部
https://l-is-b.com/ja/contact/
※記載されている社名、製品名およびサービス名は各社の登録商標または商標です。
※記載されている情報は、予告なしに変更する場合があります。